伊計ビーチ教育旅行の体験学習IN沖縄

（１）参加承諾書・免責同意書及び参加者名簿の作成・記入

体験ダイビング及びシュノーケリングについては、参加承諾書及び免責同意書を作成し事前に旅行社へ郵送し、参加者生徒保護者に署名してもらう。それを期に参加者名簿を作成する。

（２）健康調査表（メディカルチェックリスト）の作成･記入

体験ダイビング及びシュノーケリングについては、参加承諾書及び免責同意書と同時に健康調査表に生徒自身の健康状態を記入してもらう。記入後の健康調査表は、実地統括責任者及び担当指導員が厳密にチェックし、参加の可否を決定する。

（３）健康状態の基準体験

ダイビング及シュノーケリンググに参加出来ない健康状態の基準を以下の通りに決める。
　◇心臓等の循環器系、肺等の呼吸器系、神経系統に支障がある
　◇現在耳鼻咽喉系に異常がある
　◇急に意識を失う様な癲癇気質がある

（４）実地スタッフ名簿･スタッフ配置表の作成

各コース実施の際の担当指導員、アシスタントスタッフ、監視員等の配置図及び配置表を作成する。それに基づき担当スタッフを厳守し、スタッフ名簿を作成する。マリンスポーツ開催前に、配置表・スケジュールと合わせてスタッフ間の綿密な打ち合わせを行う。

（５）安全対策用器材の厳選･配置表の作成

双眼鏡・ロープ・救命浮環・無線等の通信手段・監視班・ハンドマイク等の必需品等に厳選し、配置表を作成する。

（６）厳守事項の設定

水上・水中以外の陸上での事故防止も含めて、円滑にマリンスポーツ進行を行う為に厳守及び協力事項を設定し、「教育旅行のしおり」等に表示または生徒全員へ告知してもらう。また、実地当日の朝礼、開会式においても指導員から口頭でも告知を行い、徹底した厳守に努める。
　◇風邪気味、寝不足、体調不良の時はマリンスポーツに参加しない。
　◇決められたグループ単位で行動し、単独行動は絶対にしない。
　◇各担当指導員及びスタッフの指示はよく聞き、必ず守る事。
　◇自由時間での海水浴は必ず指定された遊泳区域内で行う。
　◇係留されている船・マリンジェットには手を触れない。

（７）マリンスポーツ開催実施・中止の判断

天候悪化等の影響で実施するか、中止するかの判断が必要な場合、学校側責任者・旅行社側担当者・実施側統括責任者及び副統括責任者との間で協議を行い判断する。

（８）事故発生時の対応と手順

万が一水難事故が発生した場合は、下記の流れで報告・対応を行う。

<<　緊急連絡の手順　>>

緊急事態発生

緊急事態の場合は極力個人行動を避け、近くにいる協力者 （指導員・スタッフ・ホテル・学校関係者）と協力して対応する。

状況把握

緊急事態の発生が確認された場合は、現場で対応する者と、実施統括責任者への状況連絡する者とに分かれて行動する。

連絡

統括責任者は事故の状況を確認したら即下記への報告を行う。

• １１９番通報
• １１０番通報
• 参加者の緊急連絡先への連絡
• 第１１管区海上保安庁への通報
• 保険会社へ連絡

伊計島総合開発株式会社
伊計ビーチ

関係社員

非常連絡表（伊計島）

沖縄総合事務所
TEL: 098-866-0031

中城海上保安署
TEL: 098-937-4999

具志川警察署
TEL: 098-937-0110

県立中部病院
TEL: 098-973-4111

消防･平安座出張所
TEL: 098-977-8999

与那城町漁協
TEL: 098-977-8510

（９）監視体制

各コース実施水上区域及び遊泳区域には、マリンジェット等の監視艇を、また陸上にもホイッスル・救命浮環等と常備した水上安全監視員を配置します。

（10）警察署への実施届出

実施日・参加人数・開催地・開催業者等の必要事項を所定の用紙に書き込んだ上、事前に沖縄県水上安全対策本部へ実施の届出を行う。